シンクシンクのアプリを使っているけど、ワンダーボックスと何が違うの?
内容が同じならシンクシンクの有料版でいい?
この記事ではこんな悩みを持つ方へ2つの違いやどちらを選ぶべきかについて解説します。
ちなみにワンダーボックス・シンクシンクは同じ会社がリリースしているものです。
我が家の子供たちもシンクシンクのアプリが大好きでした!
そこで有料版に切り替えるか悩んだ末に、ワンダーボックスだともっと楽しめるのではないか?
コロナ禍で遊びに出なくなったこともあり、良いんじゃないか?と思い受講を開始しました。
当時の私と同じようにどちらが良いのか分からず悩んでいる方、結構多いですね。
ワンダーボックスとシンクシンクの違いはこうです。
ワンダーボックス | シンクシンク | |
STEAM教育の範囲 | 全面カバー | M部分(数学)に特化 |
利用回数 | 制限なし | 1日3回or週21回(有料の場合) |
教材の種類 | アプリ・ワーク・キット | アプリのみ |
料金 | 3,700円~ | 無料/300円/980円 |
簡単に言うと
- ワンダーボックスはしっかり学習として取り組める教材
- シンクシンクはちょこっと楽しめる知育アプリ
このように考えて良いでしょう。
公式ではシンクシンクはデザートであり、ワンダーボックスはメインディッシュだと例えられています。
シンクシンクは「すきま時間で思考力を伸ばせるアプリ」、いわばデザートのような存在ですが、ワンダーボックスは「思考力と感性を育てる通信教育」、つまりご家庭の教育のメインディッシュとしてお使いいただけるということです。
これを踏まえてしっかり「目に見えない力」を育てたい、身に付けさせたいと思っている方で料金が納得できればワンダーボックス一択になります。
ワンダーボックスで身に付く力は子供たちの将来に役立つことでしょう♪
しかしもっと良く比較して考えたいですよね。
ここからは迷われている方のために両者の違いをさらに深掘りしてどちらを選ぶべきか解説していきます!
ワンダーボックスとシンクシンクの違いはどこ?
まずは違うところを1つ1つ確認していきましょう。
ワンダーボックスとシンクシンクの違いは全部で5つあります。
- STEAM領域の範囲
- 教材
- 利用料金
- 内容のボリューム
- 利用制限
ではさっそく見比べていきましょう!
STEAM領域の範囲
STEAM教育とは、S (科学)T (技術)E(工学)A (芸術)M (数学)この5つことを指します。
ワンダーボックスではこの5つ全てを余すことなくカバーし学習することができます。
一方シンクシンクの場合ではこの中の1つであるMの部分、数理的思考力のみ学習できるようになっています。
近年では文部科学省でもSTEAM教育学習の推進をしていますよね。
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。
プログラミングが学校の授業に入ったのもSTEAM教育の一環だよ!
教材
シンクシンクではアプリのみなのに対して、ワンダーボックスではアプリに+ワークブック・キットがお家に配達されます。
これによって様々な方向から学習アプローチをかけることが可能です。
キットではデジタル×アナログを融合した遊びがかなり優秀で、夢中で楽しみながら取り組むことができます。
楽しみながらも知恵がつくという保護者としては嬉しい環境がワンダーボックスを受講するだけで作れるんです!
ワンダーボックスの教材について気になる方は、こちらの記事で動画も使ってさらに詳しく解説しているのでチェックしてください。
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ではここまでを確認した上で利用料金の差を確認しましょう。
利用料金
料金面では圧倒的にシンクシンクの方が安くなっています。
シンクシンクの場合
フリープラン | 無料 |
スタンダードコース | 300円/月 |
プレミアムコース | 980円/月 |
無料でも気軽に使えるのはシンクシンク最大の魅力と言えますね。
ワンダーボックスの場合
年間払い | 3,700円/月 |
半年払い | 4,000円/月 |
毎月払い | 4,200円/月 |
学習領域や付属教材の差がある分だけ値段に差がついてしまうのは仕方ないことと言えます。
さらに次の教材内容のボリュームを確認するとワンダーボックスの費用が実は高くないということがわかると思います。
内容のボリューム
シンクシンクはコースにより問題の種類の数に違いがあります。
フリーコース(無料) | 36種類 |
スタンダードコース(300円/月) | 98種類 |
プレミアムコース(900円/月) | 123種類 |
金額ごとにかなりの種類の差がありますね。
ワンダーボックスではこのシンクシンクが含まれています。
そこへさらにその何倍もの量のアプリと教材のワーク・キットが追加されるので満足度の高いかなりのボリュームになっています。
ワンダーボックスでの種類の数え方がどのようにされているのかわからなかったので、教材の年間スケジュールを載せておきますね。
こちらのスケージュールにある思考力欄、上から2番目に載っているシンクシンクプラスというのが今回比較しているシンクシンクです。
シンクシンクのアプリと同じものから、ワンダーボックスオリジナルの問題も作られています。
一目瞭然とは思いますがワンダーボックスでは圧倒的ボリュームになっていますよね。
シンクシンクでは飽きてしまったという方でも、ワンダーボックスで幅の広いジャンルや豊富なアプリ・アナログ教材があることでまた楽しめると思います。
利用制限
ワンダーボックスではアプリの利用制限はありません。
利用時間を保護者がセーブすることは可能ですが、言い方を変えると1日中でもワンダーボックスで遊び、学ぶことができます。(ただしワンダーボックス内シンクシンク+は1日3つまで)
ワンダーボックスでは兄弟の追加受講が可能(料金は1,850/月)です。
アプリ内で兄弟の切り替えが可能、兄弟を追加した場合はワークブックは1人1冊届きますが、キットは1人1つの時もあれば共有して使うこともあります。
基本1人用ではありますが、なんせ教材内容が豊富なので兄弟で使っても特に支障を感じたことはありません!
ワークブックはコピーしたり、キットはそれぞれ時間を分けて使ったり工夫しています♪
一方シンクシンクでは1利用回数・人数共に制限がかかっています。
利用回数 | 利用人数 | |
フリーコース(無料) | 1回/日 | 1人 |
スタンダードコース(300円) | 3回/日または21回/週 | 3人まで |
プレミアムコース(980円) | 3回/日または21回/週 | 6人まで |
無料で使えるフリーコースは費用面ではとても魅力的でしたが、1日1回しか利用できないのであっという間に終わってしまいかなり物足りないです。
シンクシンクを利用するなら無料DL後に子供の様子を見ておいてください。
気に入っているようであれば月300円のスタンダードコースにした方が「程よく楽しめる知育アプリ」として活躍できるでしょう。
また兄弟がいる場合も有料コースにしないと1回しか出来ないので喧嘩に発展しそうですね。
この様な知育系アプリは地道にコツコツ続けることが大切なので、有料にするべきだと思います。
シンクシンクのアプリ内容
まずはシンクシンクがどんなアプリなのか分かりやすいYouTube動画が公式から出ていたので載せておきます。
実際に無料で遊べる「シンクトピア」と言う惑星を覗いてみました。
その日のラインナップはこの4つ。迷路特集でした。
こっちダケめいろ
この迷路では持っている時計の向きにしか動くことができません。
モグラレスキュー
決まった数の中で穴をタップで繋げてモグラを助けます。
だっしゅつブロック
ブロックの向きが変わらないのでどこなら通れるか考えゴールを目指します。
マジカルめいろ
この迷路では落ちているアイテムを魔法陣の上に運馬ないと宝箱が取れない様になっています。
この日は迷路系でしたが問題の出題は日々ランダムになっていて、図形の問題や足し算・引き算が必要となる問題など様々な要素が盛り沢山。
ワンダーボックスのアプリ内容
ワンダーボックスのアプリは分野の幅も広いことから、いろいろな分野を楽しみながら学ぶことができます。
アプリの数は毎月10種類前後が配信さています。
豊富なジャンル
- プログラミング
- パズル
- 絵を描く
- 理科の実験
- モノ作り
- 色彩の学習
- 共通点探し
- 図形
- ボードゲーム
- 音楽制作
以上のようなジャンルのアプリがその月によりいろいろと入れ替わるので、毎月同じことばかり!とならないのが嬉しいですね。
それぞれ子供の興味を引くような楽しいものから、しっかり頭を使っても難しく答えられないような問題まで様々。
私もやってみましたが、特に「アトラニアス」というアプリは大人の私が何度もやってやっとクリアできたような問題でした。
実際に色々なアプリを動画で紹介しているので見て確認しましょう♬
結果、シンクシンクとワンダーボックスどっちを選ぶべき?
それぞれの特徴をまとめた結果、どの様な場合にオススメなのか考えました。
シンクシンクを選ぶポイント
- 習い事が多く、普段あまり時間がない
- まずは算数の思考力を高めたい
- できれば安い方が良い
こんな場合はシンクシンクがオススメです。
短い時間でできるので、毎日決まったタイミングでやる習慣をつけ続けることを意識しましょう。
ワンダーボックスを選ぶポイント
- しっかりSTEAM教育を取り入れたい
- 時間を気にせずたっぷり使わせたい
- シンクシンクが飽きてきている
上記の場合はワンダーボックスをオススメします。
ワンダーボックスは時間を気にしする必要はありませんが、一通りのコンテンツを楽しむのであれば1日10分〜15分程度と書かれています。
目安としては、例えば毎日10〜15分程度で、充分に、毎月のひと通りの教材を楽しむことができますし、とことん没頭したい時には、30分でも1時間でも取り組むことも可能です。
どちらを選んだ場合でもやはり継続をしないとあまり効果を感じることはできません。
勉強することと同じく、考えることを習慣づけるためにもやっていないなと感じたときは保護者からの声かけや、お誘いをしてあげると良いですね。